蛙田猫田ブログ

30代主婦。何も気にせず書ける人になりたい。

友人のお祝い事を心から喜べる30代でいるために

昨日、高校時代の友人から出産の知らせをもらいました。

蛙田猫田(かえるたねこた)です。

 

隣の芝生が青く見えない人生を。

 私は今30代。来月で結婚して丸6年が経つ。

友人のほとんども結婚をしている。そこまでは同じ。ここからが違う。

友人達は子供がいる。3人のママになっている子もいる。マイホーム率も上がってきている。私に無いものを手にしている。

 

私は一ヶ月ぐらい前まで、とても、とても隣の芝生が青く見える人間だった。人一倍青く見えてしまう自分の性格には、けっこう前から気づいていた。だから隣の芝生を見ないようにもしていた。

 

でもやっぱり見えてしまう。目に入ってくる。

青い芝が。。

 

「30代女性はデリケートなお年頃なんだ、私だけじゃない、みんなそう。」と思っていた。そして同じように、人と比べて悩んでしまう人をネット検索したり、Amazon primeビデオでドラマ『東京女子図鑑』を見た。

落ちた気分を上げる解決策にはならなかったが『東京女子図鑑』は最後まで一気見した。なんなら2回観た。そして更に傷をえぐられた気分になった。

 

一ヶ月前の変化。

私は4冊の本を立て続けに読んだ。

その本の感想文はいつか改めて書きたいと思う。

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今私は相当この4冊に影響を受けている。この4冊のおかげで「隣の芝生は青く見える」現象から抜け出せた。

 だから昨日の友人の出産報告も素直に喜べた。心からおめでとうが言えた。

 

 

もし劣等感や嫉妬というものが心に現れたら

私なりの、絡まった心の紐を緩めてほどく思考の手順を簡単にまとめてみようと思う。

 

1.自分を苦しめているのは、自分で作っている「思い込み」「不安」だと気づく。

『あの人に負けている、あの人よりも下だ、このままでは馬鹿にされる、下に見られてしまう、こんな自分では恥ずかしい、あの人が妬ましい』などという気持ちはどこから来るのか。誰かに言われたのか。

もし、誰かにそんなことを言われたのなら、その人から離れればいい。離れられないならそんな人無視すればいい。

でももし誰にも言われていないなら、それは自分の思い込みであり、自分で作っている不安。その時に言い分として出てくるのが「世間」とか「世の中」とか「常識」。

 

2.「世間・世の中・常識」は存在しない。

私はこの「世間・世の中・常識」という言葉に縛られていた。

証拠に・・・

『誰かに言われたわけじゃないけど、世の中的にはあの人の方が上なんだよ』と思っていた。よく聞く「勝ち組・負け組」もこの類。もし、よく聞くってどこで聞くのかと尋ねられたら、私は「世間で」と答える。

 それと私は「自分は常識がある」と思っていた。自分のやることが常識だと思っているので、他人が自分と同じことをしていない時にイライラしやすい。『常識的に考えて○○するのは当たり前じゃんヽ(`Д´#)ノ ○○しない人ムカつく』と主張したところで、誰にとっての常識なのかと聞かれれば『世間一般の』と私はきっと答える。

 

そこで「世間・世の中・常識」を自分のNGワードと決めて排除したところ、急に気持ちが楽になった。今までどれだけこの言葉に左右されていたのかとハッとした。世間体を気にしてメリットがあるのか、世間体は自分に何かしてくれるのか、世間体なんて存在しない。

 

大丈夫、誰もあなたのことを見下したりしていない。

 

3.「人に見せるための人生」をやめる。

一つ一つ自分で選択してきた結果、今の現実がある。そこで、本当にやりたいこと・本当に楽しいと思えることを選択して生きてきたか考えてみた。

すると、私の場合は「親に認めてもらいたい」もっと具体的にいうと「兄と姉に勝ちたい」という潜在意識で選択したんではないか、という事がいくつもあった。

例えば、兄と姉が得意でない分野を一生懸命やったり、親が自慢に思える子供にならなくてはいけない、という気持ちで進路を決めた気がする。(実際にはそれだけではなく、他にも理由はあるだろうが。)

 

人にどう見られるか、人にどう見られたいか、承認欲求を満たしたい気持ちで選択をしていると、一生満足出来ない人生になる。他人の思いは変わるし、身の周りにいる人自体も変化する。自分より優れている人はいくらでもいる。もし私が親に認められる事を目標に生きても最終的に親は死んでいなくなる。

人に見せるための人生を歩んでいると、自分の思考や意志を停止させて、段々自分が分からなくなる一方だと気づけた。

 

4,他人に振り回されず、自分で自分を満足させる人生を作る。

1〜3までの思考で絡まった紐を緩め、「思い込み」「世間体」「人にどう見られるか」ということを捨てれば、隣の芝生の色はどうでもよくなった。

あとは行動するのみ。

自分のやりたいことを基準に選択する。

行きたくない集まりはお断りする。

会っても楽しめない友人とは距離をおく。

何をするときが楽しいのか改めて考えてみる。

やりたいことを実現するにはどうしたらいいのか調べる。

この先、

ちゃんと考えて自分に正直に選択をしていけば、「ありのまま」が分かり、「自分らしく」なれると信じている。そうしたら過去も含めて自分が好きになれそうな気がする。すべて繋がってたんだなぁって思えるはず。

以上。

 

ドラマ『僕らは奇跡でできている』が面白かった。

この一ヶ月読書をし、上に書いたようなことをインプットして、自分でも向き合ってきた。と同時に、火曜日21時から放送されていた高橋一生さん主演のドラマ『僕らは奇跡でできている』も観ていた。

そして昨日最終回をむかえた。

“常識”にとらわれずに自分らしく生きている主人公と、周りの登場人物の心の変化が描かれていた。たまたま読んでいた自己啓発本と内容がリンクする部分が多々あり、読書後に頭の中で整理した内容が、ドラマ上でリアルに映像化されているみたいで不思議な気分だった。

自由ではない人、何かにとらわれて悩んでる人は特に考えさせられるドラマだと思った。