10代の放課後、何が正解?
蛙田猫田(かえるたねこた)です。
完全にブログの事を置き去りにして過ごしてきましたが、たまたま旦那に「あなたは執筆活動をした方がいい」と言われ更新する気になった。
さて
今回書きたいのは。
私が講師をしている習字教室の小6女子生徒との今日の会話。
話題は中学生になったら部活に入るか入らないか、ということ。
私としては帰宅部も賛成派。
絶対部活は入った方がいいよーとは言い切れなかった。
なぜなら、私自身は中学高校の6年間運動部に所属していて、学生時代の放課後という大切な時間を狭い【学校】の中で過ごしてしまったからだ。
当たり前の事だが、部活の仲間ができたり何かに打ち込めるというのは素晴らしい。
部活動によって学校生活が豊かになる人もいる。
生涯の財産となるような経験ができるかもしれない。
それに部活を支えてくれている顧問の先生方や関係者の方にも頭が下がる。
部活動を継続して行うことは進学する時など有利になると聞くこともある。
しかし30代になって私が正直に思うことは、放課後をもっと自由にもっと楽しく、学校の外にも目を向けて視野を広く過ごせていたら良かったのにな~ということ。
私自身が学生時代を学校に頼り過ぎていた気がする。自分の価値を学校の中でしか探せてなかったし、「何もしない」ということが怖かった。
部活に入ろうが頭の良い学校に進学しようが、その先の幸せにどう繋がっていくかは分からないし保証はない。
なのに何で答えを知ってるかのように導こうとする大人がいるんだろう。
塾の中にあるお習字教室なので、そんな事は口にはできなかったのでここで言葉にした次第。
それと、今2才の我が子に対して同じ思いでいられるかは自分でも謎。テストの点数が悪ければやはり「こんなんじゃ良い高校行けないよ」と言うのかもしれないし。
「放課後やることないなら部活でも入りなさい」と言うのかもしれない。
ただ習字教室の生徒には「そんなに頑張らなくてもいいよ」というスタンスを心の片隅に持っておきたい。きっと既に色んなこと頑張ってるはずだから。10代の周りには頑張れって言う人間が多い気がするから。