蛙田猫田ブログ

30代主婦。何も気にせず書ける人になりたい。

大人になってからの努力

蛙田猫田(かえるたねこた)です。

 

現在、仕事(パート先)探し中。

 

先週、不採用電話をもらった。

私が重い腰を上げてようやく履歴書を出したのは、某洋食カフェ。採用予定人数1〜2人のところ、応募者は60人を超えていたらしい。私はその中の不採用者の一人となった。

なぜそんなに集まったのか。それはきっとその洋食カフェが、猫を見ながら食事ができるカフェだったからだろう。猫様の力は凄い。お客様だけでなくスタッフまで集める能力!!はい、尊敬します。

 

そして昨日、新たなパート先の面接に行ってきた。結果待ちの間は落ち着かない。家事中もシャワー中も携帯の音が聞こえるよう常にスタンバイ。

 

振り返っても結果は変わらないのに、面接の時に発してしまったあの言葉は印象が悪かったかな、とか、声が小さかったかな、とか考えてしまう。

 

もし、採用だったとしても、本当にここで働いて正解なのか?!と、面接先の良さそうな点と不安な点を紙に書き出したりしてる自分がいる。

 

何をやっているんだろうという気持ちでタメ息をついて、キッチンの洗い物に取り掛かる。

 

何かに気を取られていないと、無意識に面接のデキと、自分の価値と、これからの仕事について考えてしまう。昔から気持ちの切り替えがとても苦手な私。家でも仕事のイライラやクヨクヨを引きずるタイプ。そして本当にチキンな心。自分の嫌なところが目につく。

 

仕事探しをしていて思う。

大人になると、これまで身につけてきたスキルを武器に戦わなくてはいけない!と思い込んでいた。気づくと「今の自分」でも必要としてくれる場所を探している。

履歴書と面接で可能な限り自分を大きく見せようとして、本当の実力と与えたイメージとの差がバレる日をビクビクしてしまう。

 

「ここまでは出来ます!」

「まだできない部分はこれから努力して身につけたいです!」

 

と素直に言えばいいものを、わざわざ面接でできない事をアピールする必要なんて無いんだ!と都合の良い解釈をして言えない。

 

正直、努力する事がめんどうなのだと思う。

努力する覚悟が足りないから言えないんだと気づいた。今の私でも出来る仕事しかしたくない気持ちや、スキルアップする気がない事を悟られないように隠してた。だから自分の力量を伝えられないし、熱意が足りない分、自分を大きくみせて採用に繋げるしかない!と思っていた気がする。

 

10年前の自分の方がよっぽど努力していたと思う。

 

出来ない事が恥ずかしいと思っていないうちは成長できるのかもしれない。

 

出来ない事が恥ずかしくなると、それを隠したくなるし誤魔化して成長できない。今の私はそういう事の方がきっと多い。

 

「努力します!」と言って技量よりもヤル気をアピールできるのは20代までって、決めつけるのは良くないと思う。中年の採用はヤル気よりも技術力でしか認めないっていう会社もあるのかもしれないけど。。。

 

これから始めるパート先では、自分の持つ微量なスキルだけに頼らずに、出来ない事を誤魔化さないで出来るように努力したい。

出来ない事があっても落ち込まず、自己嫌悪に陥ってる暇があったら少しずつでも出来るようになればいい!と自分に言い聞かせたい。そして次の職場はなるべく長く仕事を続けたい。